みなさんこんにちは！Wings運営者の白木りなです！
今日のテーマは「かっこいい英語を身につける！有名人の名言を活用した英語学習法」です！

学習法と言っていますが、いつも学習ノウハウについてお伝えすることが多いので、今回は私の英語学習日記のような形で、何を使ってどのように英語をインプットしているのかをリアルにお話ししていきます🙌

英語講師になる前の期間は特に集中して英語学習に取り組んでいましたが、講師になった後も時間があるときに英語学習を進めています。

講師になったと言っても、ネイティブではないので、まだまだ知らない英語もたくさんありますし「こんなこと言えるようになったらかっこいいなあ...！！」なんていう憧れがあったりするんです🤭

そういう憧れの気持ちが湧いてくるのは、決まって誰かの生の英語を聞いたとき。特に著名人のスピーチや格言など、その人の人生からの気付きや教訓を言葉にしているような、そんなフレーズにいつも心を動かされます❤️‍🔥

自分より長く生きている人の言葉なので、100%全員に当てはまることとは言えなくても、フィクションではありません。事実を言っているので、まだ生きている人も含めて人生の先輩の言葉は重みがあるなといつも感じます。

なんて熱く思いを語ってしまいましたが、「その気持ち分かる！」と思ってくださった方は、今回お伝えする英語学習法は一石二鳥なので、ぜひ最後まで見てくださいね✨

端的に言うと、自分が欲しい情報を得ながら英語も学べる！というイメージです。

ちなみに、私が大好きな英語スピーチの一つがこちら。Dropbox創業者のドリュー・ハウストンさんが、母校のマサチューセッツ工科大学で卒業生に向けてスピーチをしたときの動画です！

ここでの熱いメッセージをもとに、一緒に英語フレーズをインプットしていきましょう🤩

どんなスピーチなの？

こちらのスピーチでは、ドリュー・ハウストンさんが今考える、卒業する頃に知っておきたかったと感じていることを三つに分けて説明しています！今回の記事では一つ目にフォーカスし、明日の記事では二つ目に触れていきますよ〜✨

そのポイントとなる三つとは、以下のこと！それぞれにストーリーがあります。

・テニスボール
・サークル
・30,000という数字

私が特に心を動かされたのは、テニスボールと30,000という数字の話。

この三つのテーマを基に、学校特有の合格や不合格の世界が終わり、成功や成長の基準がガラリと変わる社会人の世界で生きていく術について、卒業生に向けてメッセージを伝えています😊

もちろん、ご本人が卒業した2006年に戻ることはできないですが、過去の自分にこんなカンペを渡せていたら、それからの人生をより良いものにできたかもしれないと考えているのかも知れません。

カンペというのは、成功のためのカンニングシートのようなことです✨
まさに人生の先輩が教えてくれる大切な教訓ですね❤️‍🔥

それでは、さっそく中身に入っていきましょう！

テニスボール

まず一つ目は、テニスボールの話です！
登場する英語フレーズを抜粋し、その中で使われている英語表現を確認しながら意味を理解していきます🎾

自分が使いたい言い回しがあったら、定着させるために例文も作ってしっかり使う練習をしていきます😊

I was going to say, work on what you love.

・I was going to day：私は言おうとしていた
・work on 〜：〜に取り組む
・what you love：あなたが大好きなこと

That's actually not that helpful, right?

・actually：実際は
・A is not that helpful：Aはそんなに役に立たない
・〜, right?：〜でしょ？

It’s so easy to convince yourself or rationalize that you love what you do.

・It's so easy to 〜：〜するのはとても簡単
・convince yourself：あなた自身を納得させる
・rationalize：合理化、正当化する
・you love what you do：あなたがやっていることをあなたは大好きだと

But, when I think about it, the happiest and most successful people that I know, they're not just in love with what they do, they're obsessed.

・when I think about it：それについて考えるとき
・the happiest (people)：最も幸せな人たち
・(the) most successful people ：最も成功している人たち
・that I know：私が知っている
・they're not just in love with〜：彼らは〜をただ愛しているだけじゃない
・what they do：彼らがしていること
・they're obsessed：彼らは没頭している、取り憑かれている

And they're not just obsessed, but they're obsessed with solving an important problem, something that really matters to them.

・they're not just obsessed：彼らは取り憑かれているだけじゃない
・they're obsessed with 〜：〜に取り憑かれているんだ
・solving an important problem：ある重要な問題を解決すること
・something：何か
・really matters to them：彼らにとって非常に重要な

I had dogs growing up. You lift it up, and like the dog gets crazy eyes.

・I had dogs growing up：小さい頃に犬を飼っていた
・you lift it up：それ（ボール）を持ち上げる
・dog gets crazy eyes：犬は狂ったような目をする

And then you throw it, and the leash snaps, and they go bounding off.

・And then：それから
・you throw it：あなたがそれを投げる
・the leash snaps：リード（首輪）をパチンとして
・they go bounding off：弾いて（ボールに向かって）走っていく

And that's what I hope all of you find.

・that's：それが
・what I hope：私が望むことだ
・all of you find：あなたに見つけて欲しいことの全て

これがテニスボールの話です！
犬はボールを投げると、そのボールを必死に追いかけていきますよね。

障害物があろうとなかろうと、とにかく死に物狂いでボールに向かって突き進んでいきます🐶

その姿のように、まずはみなさんにとってのテニスボールを見つけることが大事だということです。

ボールを見つけるのは簡単ではないですが、成功している幸せそうな人たちの多くは、何か重要な問題解決をすることに没頭しています。仕事だから楽しもうとしているのではなくて、取り憑かれているようにその問題解決に没頭しているんだということを言っていました。

現実的に考えると、生きていくためにはお金が必要で、お金を稼ぐために仕事をしなければならないのは当然のことですよね。

しかし、大きな結果を出すには、犬のようにただ必死に追いかけることができる重要なミッションを見つけて、自分がそれを解決するんだ！という使命感を持つことが必要なのでしょう。

成功している人の多くは、そういったミッションをクリアするために行動し続けているということですね💡

成功の定義はさまざまですが、私も幸い自分の人生のミッションを見つけることができたので、それが達成できたら成功と言えるのかな？とぼんやり感じています。

スピーチを聞くとこんな感じで深く考えてしまうのですが、自分の人生と向き合うのと同じように英語のインプットも大切です🤭

先ほど出てきた英語フレーズの中で、特に使えるようになりたい英語表現をピックアップします。

・I was going to say
・convince yourself
・rationalize
・they're not just in love with〜
・they're obsessed
・something really matters to them
・that's what I hope

これらの7個の英語表現はとても便利そうなのと、なんとなく言えたらかっこいいなあ、と感じたので、例文を作ってインプットしていきます！

・I was going to say
話すタイミングが重なってしまって「何て言いかけたの？」と聞かれたときに「〜て言おうとしたよ」という意味で使えそうですね🙌

"going to"は省略して"gonna（ガナ）"と言えるので、こちらの言い方で英文を作ってみます。

I was gonna say I've been there before.（そこ行ったことある！って言おうとしたの）
I was just gonna say it's very popular.（それすごい人気だよねってただ言おうとしただけだよ！）
I was gonna tell you I'll leave soon.（もうすぐ帰るよって伝えようとしてたんだ）

・convince yourself
"convince"は「納得させる」「説得する」という動詞ですね。「納得した」と言いたいときは受動態になるので、そのパターンも含めて英文をいくつか作ってみます。

I tried to convince myself, but I couldn't.（自分自身で納得しようとしたよ、でも無理だった）
I convinced my father last night.（昨日の夜お父さんを説得したよ）
I was convinced because you told me the reason.（理由を教えてくれたから納得したよ）

・rationalize
"rationalize"は「正当化する」「合理化する」という動詞です！日本語だとパッと出てきますが、英語で何かを説明したいときに瞬時に出すことができないので、しっかりインプットしたい動詞ですね🤔

I tried to rationalize the whole process.（そのプロセス全てを合理化してみた）
Don't rationalize what you did.（自分のしたことを正当化しないで！）

自分のしたこと正当化しないで！なんてなんて人生で言う日が来るか分からないですが、覚えておいて損はないですね。(笑)

・they're not just in love with〜
"not just"と否定することで「〜なだけじゃない」「ただ〜ってことじゃない」といったニュアンスを加えられると、伝えられることの幅が広がりそうですよね💡

I'm not just in love with coffee, I enjoy the atmosphere as well.（コーヒーが好きなだけじゃなくて、雰囲気も楽しんでるの！）
I'm not just in love with studying English, it's necessary to connect people all over the world.（ただ英語を勉強するのが好きってことじゃない、世界中の人と繋がるためには必要だと思ってるんだ！）

・they're obsessed
クレイジーなレベルで「没頭する」ことを表現したいときに使えるこの言い回しも、身につけておきましょう！"be obsessed"をベースに主語を入れ替えればいいので、以下のように英文が作れます。

I was obsessed with watching movies.（映画を見るのに没頭していた）
She wasn't obsessed with him that much.（彼女はそんなに彼に没頭してなかったみたい）

このように、好きなコンテンツを選んで使えそうなフレーズをピックアップし、身につけたい英語表現を用いて例文作成をすると、ただ聞き流すだけでなく「楽しみながら学ぶ」を実現できます💖

まとめ

ここまでご覧いただき、ありがとうございました！

今回は一つ目のテニスボールのお話でしたが、次回はサークルのお話についても深掘っていきます🙌

この三つを全て理解して初めてドリュー・ハウストンさんの真のメッセージが見えてくるので、ぜひ最後まで一緒にお付き合いください✨

明日の記事もお楽しみに！！

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